インターネットやテクノロジーによって
簡単にものが作れるようになったことが
重要なのでしょうか。
はたしてそれだけなのでしょうか。

本来、人が人として社会の中に位置づくためには
ものづくりや社会に対する様々な行為や営みによって
社会に意識的につながっていく必要があります。

しかし、そこにはまだ様々な溝や垣根が存在しています。

その様々な垣根や溝がテクノロジーによって
縦横に越えられるようになることこそが
重要なのだと私たちは考えます。

情報技術はものづくりの実感を再び取り戻し
社会や人とのつながりを結び直す道具でもあります。

あくまで人が主人公であり
情報技術やものづくりの技術は主人公の生活や社会を
豊かにするためのものであるはずです。

「欲しかったもの、必要だったもの、を創ってもらう、感謝する」
「創って、使ってもらって喜んでもらう」

使い手と作り手のものづくりという共同作業によって
有用な価値を創り、人と社会のつながりを深めていくという
本来当たり前のことが これからもう一度行われる時代がやってくる、、。

そして、いずれ 「作り手と使い手が集まったプラットフォーム」そのものが
新しいものづくりや価値づくり・・・産業の創造に関わっていく

巨大でなおかつ深い可能性をもつ「新たな市場」が
作り手の側と使い手の側のお互いの進化のなかでできあがっていく。

高く売るための販売でもなく、安く買うための購買でもない。
作り手と使い手が一緒になって
「ものづくりを通した価値創り」と
「人と人と社会とのつながりづくり」と
「ものづくりの実感の実現」に正面から向かっていく、、。
そんな時代がもうすでに目の前に来ているのではないか。
私たちはそう考えました。

有用な価値を創り出すことを目標に
多くの人々が一緒に集まり作業する場所、
それが「モノコラ.net」です。